「聖者誕生の氣運」
もの凄い圧で、そのことが伝わって来た。
今日の午後、冬の青空の下、山あいの敷地で薪作りをする中、かなり長い時間その圧は続いた。
「何を伝えようとされているのだろう。。。」
さすがにメッセージであることが分かり、仕事の手を止め、意識を澄ませた。
そして、一瞬の中に、実に沢山のことを受け取り、感銘した。
「昨日と今日とで、世界は全く違った次元へとシフトした」ということだ。
昨日、11月30日は、年に一度の「BABAJI DAY:マハヴァター・ババジの日」であり、世界中でお祝いがなされ、祈りが捧げられた。
昨今、人類の霊的成長が著しく、質の高い祈りを捧げられる存在がとても増えたことにより、人類の意志の総和が或るレベルを超えたことを受け、ババジが人類に捧げられる範囲が飛躍した、というのがメッセージのエッセンスである。
結果、今後、人類の霊的覚醒は、これまでと比較にならないほどスムーズなものとなった。
もの凄い圧で継続的に伝わって来ていた「聖者誕生の氣運」とは、実にこのことであったのだ。
無限の恩恵にただただ合掌禮拝するばかりだ。
なお、ここで語られた「質の高い祈り」とは、これまで人類が中心的に重ねてきた祈りから大きく飛躍した「真実の祈り」のことである。
これまでの祈りの多くは、「現象に見えるマイナスは、自分自身の制限された視座から生じていることに氣付かないまま、その現象の整いを願うもの」であった訳だが、、、
昨今、霊的成長が深まった多くの人が祈る祈りは、「どうぞ、体験する全てを、大いなる愛の結晶と実感できるようお導きください。どうぞ、最奥からの神なる愛の発露として生きられるようお導きください。これまで常にその様にお導きくださり、ありがとうございます。愛しています。」という質の高いものとなっている。
このシフトは、実に大きい。しかし、その結果与え返された恩恵は、まるで釣り合わないほど偉大かつ広大であり、、、言葉を失うほど感銘する。
そのことが深まって行く正に丁度その時、パートナーの馬渕貴子が、ある素晴らしいメッセージを和訳していた。マハヴァター・ババジの直弟子であり世界的聖者であるヴィシュワナンダ大師が、「ババジの日」に際して語られたメッセージがそれである。
訳し終わった直後に私が部屋に入って来たようで、直ぐに朗読してくれた。
メッセージの前半は、感謝感動が込み上げ、後半は熱く燃えるものに満たされた。
語られたメッセージも、日本語訳も、実に素晴らしく、是非、堪能していただきたい。
私たち人類の日常が全く別次元にシフトしたことを祝いつつ、大師のメッセージを以下に共有させていただき、今回のニュースレターを締めくくらせていただく。
Sarva Dharma Centre NOW
鶴飼哲也
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『ババジ・デイに際して、皆さんを祝福します。
マハヴァター・ババジは、何千年もの間、静かにこの世を救済している不死のヨーギです。この世の背後から、ババジは世界を支え続け、より明るい未来へとゆっくりと動かして来られているのです。
真の変容とは、常にゆっくりとしたプロセスなのです。何故なら、ハートを目覚めさせ、マインドを完全にポジティブに変容させるためには、ジーヴァ、個々の魂の選択に依らなければならないからです。霊性の道を行くという、その人自身の選択が無いままでは、フォーカスは揺れ動くばかりであり、数々の疑いが、その人をゴールから遠ざけてしまうのです。これが、何世代もの人生で生じて来たプロセスなのです。人は、最終ゴールに向かって、さらに進化しようと何度も戻って来るのです。
ババジがこの地球に存在することで世界にもたらしてくださった信じられない恩寵を祝う為に、私達は今日彼を想い出すのではなく、毎日、彼のことを想うべきなのです。
ババジがこの世界にサットグルを通して与えた美しい教えを常に想起しなさい。そして、ババジとサットグルが示すこの道を歩いて行きなさい。
マスターの栄光を讃える最も偉大な方法は、彼が一人ひとりに照らしているその道を、喜び勇んで歩いて行くことです。
信頼と決意、そしてこの道にあることの喜び、これらすべてが神の愛、即ち、至高神の蓮の御御足という最終ゴールに到達するには必要なのです。
あなたのサーダナを全力で行いなさい。そして、何にもあなたを邪魔させてはなりません。不死のマスターとサットグルは、いつもあなたを見守っており、あなたの必要なこと全てをケアーしています。彼らの愛深き存在を信頼し、その教えの中にあなた自身を完全に浸らせてしまいなさい。
マハヴァター・ババジが私達に与えてくださる無限の恩恵へ感謝するこの日、この事をあなたのハート深くに決意し、この人生をシュリ・ハリ(至高神)の御御足に達する完全なる成功の人生とするのです!』
パラマハンサ・ヴィシュワナンダ
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