執筆:水野 浩子
皆さん、初めまして、水野浩子と申します。
Sarva Dharma Centre NOW には、このプロジェクトを推進するメンバーがあり、Team Sarva Dhrama と呼んでいますが、私もその一人です。
Team Sarva Dharma は、現在10数名ですが、その多くは既に自分の師に出会っています。中には私のように、スピリテュアル・ネームを授かっている人もいます。
私はSujaya Dasi(スジャヤ・ダシ)と申します。
シヴァ神の神妃「ドゥルガー」にちなんだお名前で、「大いなる勝利」という意味であり、私はとても大切にしています。
一番大切にしていることは、なんといっても、私のサット・グル(最終の師)である、ドイツ在住の聖者「パラマハンサ・シュリ・スワミ・ヴィシュワナンダ(通称グルジ)」の導きに集中し、愛をもって実践すること。
今からちょうど3年前の2018年の3月に、ドイツのアシュラムで初めてグルジのダルシャンを受けました。ダルシャンとは、「神聖な眼差し」という意味で、 神を見つつ、神からも見られる体験のことです。
その初めてのダルシャンで、私は、魂が激しく震えると同時に涙が溢れ、倒れそうになった経験をしました。
その際、グルジから色々お言葉を掛けていただき、ダルシャンの後には2度もインタビューを受けるという、大変有難い機会を頂きました。
そのインタビューで、次のようなやり取りがあったので、少しご紹介します。
私:「グルジは過去に3度、日本に来られたことがあると伺いました。日本の印象はいかがでしたか?」
グルジ:「日本は世界でも類を見ないくらい素晴らしい国です。私は日本が大好きです。そして、日本人は、最も素晴らしい民族だと感じています。」
私は、聖者の口から「日本人は、最も素晴らしい民族です」と聞いたことに非常に強い感銘を受け、勝手に口が開いてこんな質問をしていました。
「では、そのような素晴らしい国で、日本人としての私は何をすれば良いのでしょうか?」
そして、グルジが口を開くや否や、こんな事を口走っていたのです。
「私は、バジャンやキルタンが大好きです!大好きでたまらないんです!グルジが歌われるのもいつも聴いています!」
すると、グルジはニコッと笑って、次のようにおっしゃいました。
「日本中を旅して回り、日本の人達にキルタンの心を伝えて周りなさい。」
それから今日までの3年間、このメッセージのために大変苦しんだり、魂の底から喜んで涙を流したり、色んな経験をしてきましたが、
結局のところ、私自身を変容させるために必要不可欠なメッセージだった、と感じると同時に、
私のダルマ(生まれてきた目的を果たすための魂の約束)であったのだと深く受け止め、日々のすべてと向き合っています。
ここまでの経験を踏まえて最近感じていることは、
私にくる流れは全て神さまが下さるものなので「有難く受け取って大切に向き合うこと」、つまり、私ができる最大限のことをすること、それには「100%」である事が大切なのだ、ということです。
以前、馬渕貴子さんから 、頻繁に聞いていたことがあります。
「99%と100%は、全く別世界なんです。お鍋の水も、沸点(100度)で初めて沸騰し、液体から気体へと変容するんです。99度だと、火を止めたらまた水に戻るけれど、、、100度で完全に気体になったら、もう、それは鍋のお水に戻りません。完全にシフトしたのです。人の成長も同じです。99%では、いつでも元に戻ります。100%に突き抜けてこそ、本当のことが始まるのです。」
私も、今になって、体感としてその事が分かるようになってきました。
最近、ある試練を頂いて、頂いた直後にすぐ「はい、是非させてください!」と返答しかけたのですが、どうも府に落ちないところがあったのです。
そのことと向き合うためにしばらく返答を伸ばしていたのですが、二か月経っても変化の兆しも感じられず、焦りを覚えつつも、何故なのかと自身に問いかけました。
そこで感じたのは、
「99%は、『喜びと共にしたい』という意図がある。それは、まだ『無条件の100%』ではない。残りの1%の意図が拭えずに、最後の最後で身動きが取れない。。。」
そして私は、
「この1%がすっきりと明らかになり、100%になったら、いずれするだろう。」と、その時を待っていたのです。
ところが、いつまで経っても何も変わらないのです。
その時、ハッと気づきました。
この1%は、
「自身の魂の内なる声をただ信じて、ただひたむきに向き合って、聞いて、そして思い切って飛び込むこと」
なのだと。
たかが1%ですが、この1%がとてもしぶとく、厳しく、そして、最も大事なのだと気付いたのです。
そこで、グルジが繰り返しおっしゃっているお言葉が蘇ってきました。
「今与えられていることは、二度と来ません。今、やりなさい!Do it NOW!」
まさに、NOWですね(笑)。
最近気づいたばかりですが、この最後の1%を信じ切って、目の前に与えれたことに100%で飛び込んでいこうと心に決めました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この時代を共に進んで行けますこと、光栄に思います。
ありがとうございます。
Sujaya Dasi 水野浩子
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