(鶴飼哲也)

 30歳前後で、人生の大きな転機を迎えた。パートナーと出会い、『神との対話』(ニール・ドナルド・ウォルシュ著 サンマーク出版)と出会い、宇宙の真理と繋がり、自分の体験のカラクリを看破し、二人共通の揺るぎない視点に出会い、チューニングが出来る様になったのも皆、この30歳の誕生日を跨いだ半年間の出来事だ。

 

いずれの出来事も、膨大な背景があり、語り尽せるものではないが、メッセージに従って、書くべきものを書き進めたい。今、最優先で書く様にと言われているこの文章は、何を目的としているのか・・・。私の認識以上の意味がある様だが、この導きは、どのトピックの、どのエッセンスを、どの様に書けと言っているのだろうか。

 

ここまでは、一氣に書き進んだ。しかし、その流れは、一旦止まっている。何故だろう。

 

「あなたの中に在る、潜在的な願いをクリアしなさい。」

 

自分の中に、どんな願いが潜在しているだろう・・・

・ 「次の発振は、この文章だ」と言われている上、「それを最優先に」と言われている。他にも急ぎのことが山ほどある中、何とかスムーズに、「一旦そこまで」というところまで書き終わりたい。

・ これから出会っていくスピリチュアルリーダーのハートに響くコンテンツとなります様に。

・ 一人でも多くの人が、アートマ・クリヤ・ヨーガを受け、その奇跡的な恩恵のもと、神なる自己が実現します様に。その切っ掛けとなる文章となります様に。

・ 私の逮捕歴とその情報が、誰かのスピリチュアルパスの妨げとなりません様に(取り調べで嫌疑は晴れたが、それは報道されないので)。その因子を払拭する、光に満ちた文章になります様に。

・ 早く書き上げて、会うべき人たちに、早く会いに行きたい。直ぐにでも、具体的なアクションを開始したい。「まず書け」と言われるこの文章を早く書き上げたい。

 

これらの願いは、確実に私の内に潜在していた。結構不純である。メッセージに対して、なかなか不誠実だ。文章が中断するのも、当然だ。しかも、直ぐには超えられない。この項は、一旦ここまでとするのも、許される選択の一つだろう。

 

あろうことか私は、いつの間にか、この文章を、誰かの為、何かの為に書こうとしていた。それまでは、ただただ、出てくるままに任せ、流れに委ねていたのにだ。知らないうちに、マインドの介入を許してしまった。チューニングが出来る様になってからの日々は、奇跡的なことも多く、精神が高揚する様な、インパクトのあるエピソードが豊富だ。そんな数々の情報のどれかが誰かの役に立ちます様に、いつの間にか、そう思ってしまったのかもしれない。

 

再び、ただただ真実の響きに潜航しよう。

 

大切なのは、今この瞬間の、真実の響き。この響きは、昨今私に起きていることを示そうとしている。

 

このところ私は、常に、「OM」という原初の宇宙音が聞こえている。ハートの内の、内なる宇宙にも、全てを包む外なる宇宙にも、全てのチャクラの中にも、外にも、「OM」という音が響いている。それは、師の発するマントラとして、常に響いているのだ。そして、最も奨励されている過ごし方、最も奨励されているサーダナは、ある姿勢で、その響きに溶け入ることである。こんなことを文章にするとは、思いもよらなかった。このようなことは、常に密かなることだからだ。しかし、流れには逆らうべきではない。委ねて進もう。

 

私は、霊的進化向上のどのレベルにある人も、どの道に在る人も、アートマ・クリヤ・ヨーガは受講したら良いと思っている。正味10時間余りの本講座は、ティーチャーの裁量で、1日コースにも、2日間のコースにもなり得るようだが、生涯ただ一回の受講で、必要な準備がすべて完結する。正に一生ものだ。もちろん、サーダナの確認や、更なる深まりの為、再参加は可能だが、最も重要な伝授は、生涯ただ一度である。後は、楽しみながら、味わいながら、日々継続するのみだ。お金も時間も、ノーリスク。その後のお誘いや勧誘もまるでなし。どんな信仰がある人も、全く信仰の無い人も、どんな行法を行っている人も、全く何もしていない人も、兎に角、何ともバッティングしないばかりか、自己の本質に回帰するのだから、今やっている全てが格段に深まるのである。現に、世界各地で、僧侶も、シスターも、その他の聖職者も、行者も、ヨーガの先生も、ヒーラーも、もちろんビジネスマンも、家庭人も、こぞってこのアートマ・クリヤ・ヨーガを深めながら、自分の信じる道を進んでいる。(アートマ・クリヤ・ヨーガのページには、こちらから入ることができる。

 

止めたければ、ただ止めればいいだけだが、一年間継続して、驚くほどのシフトを経験しない人は、絶対にいない。それは、三ヶ月でもそうだろう。深まりを体験している人は、どんどん楽しくなり、アートマ・クリヤ・ヨーガが無上の喜びになる。現に、スワミ・ヴィシュワナンダご自身は、既に神実現しているので、アートマ・クリヤ・ヨーガを行う必要はないのだが、メインのサーダナは、余りに甘美で幸せ過ぎて、毎日してしまうそうだ。神なる宇宙との一体性を、どこまでもどこまでも味わうことが出来るのだ。

 

二人の聖者からのサポートは常にあるが、帰依を要求されることは一切ない。ただ、シンプルにサーダナを深めればいいだけだ。現に、私は、バクティ・マルガに属しておらず、スワミ・ヴィシュワナンダのディボーティ―イニシエーションも受けていない。ただただ、 ただただ、惜しみなく与えられる、無条件のサポートを受けているのみだ。愛とは、どこまでも惜しみない。余りに美しく、ただただ合掌礼拝する。

 

既に、師に出会っている人も同様である。自分の判断で参加できる人は、もちろんそれで良いし、必要があれば、師に、アートマ・クリヤ・ヨーガの情報をお見せし、判断してもらうのもよいだろう。多くの師は、ご自身も興味を持たれるだろう。そして、あなたにも参加を勧めるだろう。何故なら、その方が、今深めていることが更にスムーズに深まるからだ。私が書いているこの文章が、もし役に立つなら、幾らでも使っていただきたい。その師がチャネルのできる方なら、世界中の聖者賢者と同様に、マハヴァター・ババジやスワミ・ヴィシュワナンダに深い共感と友情を感じるだろう。そしてこのアートマ・クリヤ・ヨーガの精髄を、一際深く堪能するだろう。(アートマ・クリヤ・ヨーガのページは、こちら)

 

アートマ・クリヤ・ヨーガを創始したマハヴァター・ババジは、不老不死のアヴァターであり、肉体を結晶させることも昇華させることも自由自在だ。世界的名著『あるヨギの自叙伝』にもある通り、必要とあらば、ヒマラヤの岩山に、一瞬で宮殿を作ったり、消したりもできる。即ち、この3次元と言う幻想を完全に超越しているのだ。そのババジが、「私にできたのだから、あなたにもできます」と言う神実現、神なる愛の実現、彼が言うのだから、本当にできるのだろう。その為にアートマ・クリヤ・ヨーガを与えてくださったのだから、これは、人間である以上、どの人も受け取るべき宝と言えよう。

 

さぁ、いよいよこのアートマ・クリヤ・ヨーガを伝える旅に出よう。

 

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◆ 至高の目的

◆ アートマ・クリヤ・ヨーガの精髄

◆ 時代の要請

◆ 師との出会い

◆ ここまでの道のり(幼少から高3:流される人生の終わり)

◆ ここまでの道のり(高3から30歳:訓練期間)

◆ ここまでの道のり(30歳から:チューニング通りの日々)

◆ 「NOW」という生き物

◆ 『人類の共同宣言』(2019年11月15日)